無重量下での撮影訓練

PDAS PP 2

無重量、それはすなわち重さが0になる世界。よく無重力と言いますが、実際には重力が無くなるわけではないので無重量と言うのが正解です。

今回は、PDエアロスペース株式会社が企画する、宇宙旅行事前訓練プログラムに同行させていただき、無重量下における撮影訓練をしてきました。無重量は、40°の急上昇とその後の放物飛行によって実現されます。無重量になる時は、体が浮くと言うより落ちる感覚ですので、最初はひやりとします。スカイダイビングをしたことがある人なら、飛び降りた瞬間の感覚を思い出して下さい。あれと同じです。あと、無重量の前後には、1.5G~1.8GくらいのGがかかります。このGにより、体、持つもの全てが1.5倍~1.8倍の重さになるので、一眼のカメラの様に重いものですと、持つだけでも大変です。私はミラーレスのGH5(フル装備)を持ち込みましたがが、GH5が5D MarkIVを越す重さになりました。それでも、カメラだけなら耐えられるはずなのですが、腕そのものの重さも増すので、2分も持っていると腕がプルプルする始末です。その様な状態でしたが、7回の無重量状態(1回は20秒前後)で色々な撮影方法をテストすることができました。これで、次回乗ることがあっても、確実にお客様の姿を撮ることができるはずです。因みに、無重量の状態を作る為、機体は急上昇と急降下を繰り返すわけですが、離着陸時以外はシートベルトを締めていません。慣れてくると、40°で上昇している時や30°で下降している時でも動きまわれるようになりますよ。ただ、この間に余り動くと、乗り物酔いしますけどね。

皆さんも、宇宙旅行の訓練プログラムを受けてみませんか?私は、撮影訓練と実際の撮影の為に乗りましたが、希望した実験も行わせてくれますよ。

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DAS社所有のG2

機体は、ダイアモンドエアサービス社が所有するビジネスジェットを用います。かなり特殊な飛行技術がいるため、普通に機体をチャーターしても、体験できるものではありません。場所は、県営名古屋空港です。

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奥で浮いているのが私

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丸い地球を撮影する訓練中

宇宙旅行事前訓練プログラムなので、1人1回は、何等かの訓練をさせられます。通常は、無重量下で体をホールドせずに写真を撮る訓練と、同じくホールドさせずに文字を書く訓練です。これらの訓練をしていないと、実際の宇宙旅行(高度100Kmの宇宙旅行だと無重量の時間は10数分程度)では、バタついているだけで時間が終わってしまうかもしれません。

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宇宙食を食べるPDASの社長を撮影中

本物の宇宙食を開封して食べるシーンの撮影を行いました。実は、開封した瞬間にごはんが飛び散ってしまったのですが、ちょうど私の目の前に飛んできたので一口だけいただくことができました。ただ、お湯が十分ではなく、何日か冷蔵庫に入れてあったような固いごはんでしたが…。

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参加者全員で記念撮影

これ以外に、操縦士、副操縦士、機関士、客室乗務員の計4名が乗り込みます。

動画はこちら!

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